平成の御代も三十一年を以て終わることとなった。

新たな天皇が即位し、元号が変われば時代の空気、雰囲気、起こるべき出来事に関してもその特徴を新たにする。

それは単に、天皇のお人柄などによって左右されるだけにとどまらない。

それぞれの天皇には、それぞれ所縁の、あるいは縁の強い天皇霊が関わることになる。

天皇は崩御すれば天皇霊となって祀られることになるが、今上の天皇においては、その天皇に所縁の天皇霊が関わり、その天皇霊に所縁の神霊もこれに関わることになる。

それがその時代の基調を形成してゆく。

天皇とは、日本という国、国柄、文化文明を背負い、体現される存在であり、これがなくなれば、日本という国柄や文化文明も自然と消滅することになる。

極めて重要な存在であるが、近年その重要性を認識する日本人が減っているのは、それ自体が日本の危機であると言えるだろう。

こういう認識をもっと多くの日本人が持つべきであるし、学ぶ必要がある。

(写真 武蔵野御陵-昭和天皇陵)

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