自民党は安部晋三首相が実質的な、ある程度長期で、まともに機能する最後のリーダーになるような気がしている。

今後何人かの総理やリーダーが自民党から出るかもしれないが、次第に(あるいは急速に)支持を失い、いずれかつての社会党や民主党のように雲散霧消していくのではないか。

このプロセスは5年10年を要するか、あるいは想像以上に早い経過を辿る可能性もある。

自民党の中に有能な政治家はいるが、彼らがその才能を真に日本のために活かすことは難しくなってきているようである。

また、国内の主要メディア同様、海外の政治勢力と癒着した政治家が政党の中心やその周辺に多数いる状況でまともな国家の舵取りなどできるはずがない。呆れるような事態が今後多数出現するだろう。

近年、まともな国家観や、国家の自律と繁栄に対する強い意志やビジョンを兼ねた人材を政治の世界に見いだす機会がほとんどない状況になっている。

長期間を経た組織というのは、様々なしがらみや因習に縛られて身動きが難しくなるのが歴史の常である。かつて江戸幕府がそうであったように。

有能な一部の政治家は個人としては残っても組織としての寿命は尽きつつある。

さて一方、野党だが、共産党と公明党は「信者」がいる限り消えることはないが、これ以上勢力が拡大することもなくゆっくり衰退するだろう。その他の野党は、大阪維新は分からないが、それ以外はその議員と共に消えてなくなる。

日本の戦後体制の変換ということがテーマになるが、日本の戦後体制というのは、自民党だけでなく、その他の野党をも含めたパッケージで「戦後体制」と呼ぶべきである。無論そのパッケージの中に主要メディアも含まれる。

最終的には、日本がこれから迎えることになるであろう「相当な」困難や危機の中から、思いもしない勢力が、出現してこの国を変えていくことになるだろう。

かつて源頼朝が旧来の勢力を避けて鎌倉で幕府を創設したようなことが起こる。

しばらくの間、この国の政治的情勢は極めて不安定化する可能性があるが、これは日本だけでなく、その他海外の主要な諸国も同様である。

まさに世界の建て替え立て直しといったところだろう。これはある意味、人類や人間社会全般におけるおおいなる変動に対する、歴史的必然ともいえる状況ではないか。

騒ぐことなく、冷静にその趨勢を見守りたい。

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